今週・水曜、ぼくたちの結婚パーティーで演奏してくれた友人、オーウェイこと大上仁彦くんのファースト・ソロ・コンサートがありました。
場所は、池袋にある中央福音教会。
前売りの販売が100枚を越えて、1階席に客が入らなくなったので2階席も開放したという、予想を上回る、たくさんの人が来ていた。みんな彼の応援団のようなもの(?)なので、つまり、ホーム試合。とってもあたたかい雰囲気で。
冒頭、いきなりジョン・ケージの「4分33秒」(一音も鳴らすことのない沈黙の作品)からはじまり、みんなで教会の音(?)に耳を澄ませたあと、ロドニー・ロジャース「レッスンズ・オブ・スカイ」で、大上くんと共演のピアニスト・田中葵さんのテクニックを存分に披露すると、あとはどんどんノっていく見事な展開。
前半は、最初のコンサートへの意気込みを表明するような3曲。後半は、タイトル「Saxophone meets church」のとおり、教会という場に響かせたい旋律をテーマに5曲。彼の出演するコンサートでは欠かせないモリコーネもしっかり演って。アンコールは、田中葵さんのオリジナル曲を含め2曲。短い休憩を挟んで2部構成の約2時間。
細かい課題はいろいろ見えたのかもしれない。けれど、余計な演出でお茶を濁すこともない。彼らのテクニックと音楽にたいする感じ方(?)がよく出た、気持ちのいいコンサートでした。
※写真は小早川真樹さんのFacebookから拝借しました。
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