2013年12月13日金曜日

『アフリカ』のクリスマス・ギフト

 大つかみな言い方をすると、共鳴は未知の世界からやってくる回答であり、ある種の秩序を生みだすものである。それは現象的世界と内なる世界、事物と本質、生徒と先生、先生と教えの橋渡しをしてくれる。どんなにかすかな共鳴であっても、意味と目的を確かなものにし、勇気を与えてくれる。共鳴は美の追求の糸口ともなるのである。(アラジン・マシュー)

 『アフリカ』のクリスマス・ギフトと言えば、一昨年の年末につくった『アフリカ』2011年12月号。もう2年たつんですね。はやいなぁ。


 ここから、珈琲焙煎舎との、不思議な縁がつながり、コラボレーションがはじまったのでした。思い出深い号です。もちろん2013年の年末にも使えます。(山下)達郎さんの「クリスマス・イブ」が30年たっても聴けるように。べつにクリスマスでなくてもいいのですが、冬の贈り物。冬のお便り。シーズンズ・グリーティングです。


 現在でも発売中、400円です。メールでの申し込み、もちろん受付中(harumisong★gmail.com(下窪俊哉)まで。※★を@にかえてください)。珈琲焙煎舎には、まだあるかな? あと、OYATSUYA SUNあたりには、持っていってみようかな?(12/14追記:OYATSUYA SUNでは販売中。クリスマスの後くらいまで?)


 吉祥寺美術学院の北村愛子さんによる絵と、ぼくの書いたお話とのコラボ「ハコちゃんの家の美しい夜」が載っています。


 芦原陽子が、はじめて『アフリカ』に書いた号であります。このタイトル…


 すっかりお馴染みになった高城青のエッセイ漫画。これが、最初でした。「はじめてづくし」だったんですね。いま気づきました。


 犬のことばを「翻訳」したクリスマス・メッセージもあります。連載中だった「ゴゥワの実る庭」もしっかり載ってます。


 冒頭のことばは、先週、紹介した『大きな耳』から。たとえば「創作」とはなになのか? ということも、この本は明るく示してくれています。しばらくは、ゆっくり、ゆっくり読み返していると思います。

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