2013年12月24日火曜日

あたたかい椅子

 子供の頃にサンタクロースとか、ドラゴンとか、いるはずのない架空の生き物を心底いる、と信じることが人間には必要なんです。その数が多ければ多いほど、子供の心の中に、椅子ができる。大人になってゆくと、なあんだ、サンタクロースなんかいないじゃん。と、そこに座っていた架空の生き物たちは消えてしまいます。でも、それまでその椅子を温めてくれたサンタクロースのお陰で、人は、大人になって愛を知った時、今度は本当に大事な人をそこに座らせることができる。(渡辺茂男さんのことば)

  幼いころ、『しょうぼうじどうしゃじぷた』という絵本が、我が家にあって、よく読みました。その著者・渡辺茂男さんのことばを、今朝、猫沢エミさんという方がブログで紹介しているのに出会いました。「サンタクロースの椅子」というタイトルで。


 存在しないものを見る、存在しないものが、ある、ということが、どんなことか、思いを巡らせた朝です。

 今日はこれから、アトリエでパーティー。「テーマをさがす」という切り口(になると思う)で、ちょっとしたトーク・セッション(?)をやるです。酒飲んで、アホなことばっかり言っているのではダメだと(笑)。というのは冗談で、たのしみです。

  『アフリカ』の言い訳などは、また数日中に。

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